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防災無線の音の大きさと音量・デシベル(dB)について
音量・デシベル(dB)について
音量のデシベルの定義
音の大きさの単位として 表現する場合、
音の大きさを表す単位として、 デシベル(dB) が使われています。
音量のデシベルの定義
dBは、
基準値と比較して 何倍、或いは 何分の1であるか という事を
対数(log)を用いて 表現するための単位記号で、
これを使って、 大きさや量を表すには、 基準になる大きさや量が必要です。
通常の 人の耳に聞こえる最小音 を
基準となる音圧 ( 2×10−5N/m2 ) として、
それと、 比較して どの程度大きい という表現であり、
その20倍が、 音圧、 つまり、 音量である、 デシベル(dB) となります。
音量 ( dB ) = 20 x log ( 対象の音圧 / 基準音圧 )
身近な音の大きさはこんな感じになります
身近な音の例 | |
音量 | 身近な音の例 |
---|---|
120デシベル | 飛行機のエンジンの近く |
110デシベル | 自動車の警笛(前方2m) リベット打ち |
100デシベル | 電車が通るときのガードの下 |
90デシベル | 犬の鳴き声(正面5m) 騒々しい工場の中 カラオケ(店内客席中央) |
80デシベル | 地下鉄の車内 電車の車内 ピアノ(正面1m) |
70デシベル | ステレオ(正面1m、夜間) 騒々しい事務所の中 騒々しい街頭 |
60デシベル | 静かな乗用車 普通の会話 |
50デシベル | 静かな事務所 クーラー(屋外機、始動時) |
40デシベル | 市内の深夜 図書館 静かな住宅の昼 |
30デシベル | 郊外の深夜 ささやき声 |
20デシベル | 木の葉のふれあう音 置時計の秒針の音(前方1m) |
音量(dB)と実際の騒音レベルの変化の様子
表の見方:
6dB増えると、 騒音レベルは、 2倍 になる。
6dB減ると、 騒音レベルは、 0.5倍 になる。
音量(dB)と騒音レベルの関係 | |
音量(dB) | 騒音レベル |
---|---|
60dB | 1000倍 |
40dB | 100倍 |
20dB | 10倍 |
18dB | 8倍 |
12dB | 4倍 |
6dB | 2倍 |
3dB | 1.4倍 |
0dB | 1倍 |
−3dB | 0.7倍 |
−6dB | 0.5倍 |
−12dB | 0.25倍 |
−18dB | 0.125倍 |
−20dB | 0.1倍 |
−40dB | 0.01倍 |
−60dB | 0.001倍 |
防災無線の音の大きさ
防災無線の音量
音圧レベル、 つまり、 音量(デシベル・dB) は、
スピーカーの種類(ホーンスピーカー、もしくは、レフレックスホーンスピーカー)や
地域の環境 に よって異なりますが、
一般的に、 100dB 〜 130dB と言われています。