TOP 東日本大震災 ( 東北地方太平洋沖地震 )

東日本大震災で被災された方に、心からお見舞い申し上げます。


防災無線を普段から 常用、濫用 していて、
住民が 注意して聞かなくなる、 防災無線の日常化 によって、
当日、 聞き逃がした事による、 「 防げた災害 」 だけ は、と気に掛けております。



東日本大震災 ( 東北地方太平洋沖地震 ) と 石川県穴水町


いつも通りの、注意報程度で、大騒ぎ


津波で家が流されている中、
  防災無線で、 避難指示を放送している、 テレビの映像を見ました。


防災無線とは、 このような時のため のものでしょう。
  また、 このような時のためでこそ の 防災無線 です。


10メートルの大津波警報 だとか、 あるいは、
  津波警報 だとかが、 出ている大変な所 がある中で、




普段から、


   「 おはよう、 今日も一日、 がんばりましょう・・・ 」 だとか、
   「 今は、 人権週間だから、 人権を・・・ 」 だとか、
   「 健康診断が・・・ 」 だとか、
   「 火災に注意しましょう・・・ 」 だとか、


くだらないイベントの宣伝放送 などなどに、 防災無線をフル活用(濫用) している
石川県穴水町では、 50センチ の 津波注意報 が出たとの事で、




また、 いつものごとく、




震災当日は、
  何度も何度も何度も何度も 「 津波注意報が〜、 津波注意報が〜 」 と放送、




そして、震災の次の日も、
  何度も何度も 「 継続中だ〜、継続中だ〜(津波注意報) 」 と放送 していました。




今回の地震は、 太平洋側のこと であります。
  日本海側は、 今回の地震とは、 被害的には、 ほとんど、 関係ありません。




実際には、 海際の家の人の話 によると、
  50センチの津波が、 到達される としていた時間に ですら、


水位の変動すら、「 ほとんど無かった 」 そうでした。


予想通りに、
いつも通りの、 「 防災無線だけが、 大騒ぎ・・・放送 」 でした・・・。


こんな放送が、次の放送を聞かなくさせるのです。



乾燥注意報が 出る度 の 「 火災に注意・・・ 」 同様、
  警報でも無い、 注意報 程度 で、 大騒ぎ するのは、 やはり、 どうか と思います。


東日本大震災から、


1ヶ月後の、 2011年4月11日(月) には、
「 東日本大震災より、 1ヶ月・・・、 14:46 に、 黙とうをささげましょう・・・ 」と


2回も予告 してからの、 サイレン で、
黙とうをささげる事を 強要する 内容の放送がありました。





石川県穴水町での防災無線の使われ方


テレビで見た、 防災無線の使われ方 と、
  石川県穴水町での 普段の 防災無線の使われ方 は、
  始めのイントロから、 放送の話し方から、 終わりのイントロまで、 全くの同じ でした。




石川県穴水町での


   みすぼらしい、 イベントの宣伝 や、
   朝7時の 「 おはよう、 今日も一日、 がんばりましょう・・・ 」 や、
   連日毎日の 「 火災に注意しましょう・・・ 」 などの、


くだらない放送 と、 大災害での緊急避難指示 は、 同等同格 なのでしょうか?




違うのは、 放送の内容 そのもの ぐらいでした。
  一体、 何に 普段から乱発 しているのであろうか・・・。




あの テレビ映像 を見て、 本当に、 普段からの
  石川県穴水町の日常 が、 改めて、 腹立たしく思いました。



この東日本大震災を受けて、今後は、防災無線の濫用が増える


このような大災害があると、
  全国的にも、 防災無線の設置 が進んだり、
  そして、 防災無線の活用の程 が、 見直されたりして、




普段から、 いざという時のため だとか、
  テスト放送 だとかで、 防災無線が、乱用される傾向 にあります。




きっと、 東日本大震災が、 落ち着く頃には、 防災無線の濫用問題も 増えてくるでしょう。



防災無線のあるべき姿


テレビや ラジオなどが ある中、
  反響して、 間延びした防災無線が、 本当に役に立つのかは、 疑問ですが、


大災害時の急場の、
  緊急避難指示や、 緊急避難場所の伝達には、 役に立つのかも知れません。




防災無線の使用は、
  急場の、 緊急避難指示や、 緊急避難場所の伝達などの
  大災害時に限るべき、 または、 限ってこその防災無線
 であると考えます。




石川県穴水町での日常・・・・・・・、
  注意報程度、 特に、 乾燥注意報が出る度
   ( 冬の終わり 〜 春 〜 夏の始め の間は、 ・・・実質、 連日、毎日 )の、


  「 火災に注意しましょう・・・ 」 は、 必要不可欠な放送 だとは思いません。




むしろ、




防災無線を安易に使うことで、
  防災無線を聞かない、 防災意識の低い住民 を
  自治体、 自らが作り上げる、 まさしく、 反面の効果 しかありません。






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