防災無線の種類
中央防災無線
国が整備
内閣府、中央省庁26機関、指定公共機関(NTT・NHK・電力会社等、49機関)、
防災関係機関(東京災害医療センター等、9機関)を結ぶ、情報伝達のための無線通信システム
都道府県防災行政無線
都道府県が整備
都道府県庁と市町村役場、県出先機関、防災関係機関との間を結ぶ、情報伝達のための無線通信システム
移動系(車両搭載用及び携帯用)、
固定系(各施設に端末として設置)、
テレメーター系(河川管理に使用)がある
市町村防災行政無線
地域衛星通信ネットワーク
地域衛星通信ネットワークは、
全国の地方公共団体と防災関係機関とを通信衛星「SUPERBIRD」で相互に結ぶもの。
地上系無線の障害・回線不足に備え、また、都道府県防災行政無線の一機能として整備されている。
消防防災無線
消防防災無線は、
消防庁と全都道府県とを結ぶもの。
電話・ファクシミリによる相互通信・消防庁からの一斉指令が行われている。
地域防災無線
地域防災無線は、
病院・学校・電気・ガス等の民間の生活関連機関と地方公共団体の防災関連機関との
直接の通信を確保することを目的とした移動無線通信である。
交通や他の通信手段の途絶した場合に備えて整備されている。
防災相互通信用無線
防災相互通信用無線は、
消防・警察・海上保安庁などの間で災害現場で直接交信し
情報交換・作業打ち合わせを行い、円滑に防災活動を行うための移動無線通信である。