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                  2011年・台風15号 : 和歌山県那智勝浦町

2011年・台風15号 ( 和歌山県那智勝浦町 )



ヤフーニュース 産経新聞 より引用


■「大事なときに…」住民から不満


台風12号による水害で、和歌山県那智勝浦町内の防災無線が故障し、
台風15号の際、町内の複数の場所で避難指示・勧告が放送できていなかった。
住民は「災害に弱い防災無線では肝心なときに役に立たない」と話している。


市野々(いちのの)地区に住む男性(77)は
「スピーカーからの防災無線は、テレビや電話が遮断された現状では唯一の情報源。
大事なときに聞こえないようでは意味がない」。
スピーカーのすぐ近くに住んでいる井関地区の男性(66)も
「街宣車の放送が聞こえ、ようやく避難した」と話した。


住民からは、前の台風12号の際でも、
激しい雨音や地形のため、放送が聞こえなかったという指摘も出ており、
市野々地区の男性(70)は
「避難勧告に気付かず、土石流が家に入って初めて、事の重大さが分かった」
と振り返る。


これらの苦情を受け、町は10月末までに、スピーカーの復旧を目指すとともに、
今後は防災ラジオの普及に取り組む方針を決めた。
防災ラジオは電源を入れておけば、
役場などからの電波を受信し、自動的にチャンネルが防災無線に切り替わる。


町総務課の防災担当者は
「一軒一軒に確実に避難指示・勧告を伝えるには大変効果がある。
今後、住民に浸透させていきたい」と話している。


2011年9月24日(土)15時20分配信



はっきりと、
災害に弱い防災無線では肝心なときに役に立たない、
緊急時に、役に立つのは、防災ラジオ だ、とされています。




私も、そう思います。
いずれ、緊急時における、情報伝達方法は、すべて、そうなるべきしょう。




石川県穴水町の防災無線とは、
緊急時には、役に立たない防災無線を、
平時に、どうでもいい内容ばかり放送する だけ のための本末転倒の代物です。




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